EGO-WRAPPIN' : 森雅樹 中納良恵
THE GOSSIP OF JAXX: サックス:武島聡 ピアノ:幡谷哲也
ベース:真船勝広 ドラム:末房央
トランペット:川崎太一郎
ゲスト:バンド・ネオン:北村聡
渋谷AXは、好きな会場です。いつも熱くなる感じがします。今回も熱狂的と言っていいくらいの、熱いライブでした。
スモークに赤いスポットライトが当たる中に、白いフードとすっぽりと体を包んだ衣装です。ちょっと怪しい中東の
服のようです。ハンド・マイクを使ったよっちゃんの声が、ライブをあおっていきます。わたしはホールの真ん中より
後ろにいました。AXのキャパはスタンディングで1,300くらいでしょうか。ぎっしりと詰めていて、前にも後ろにも
移動もできず満員電車状態です。頭と頭の間から、かろうじてメンバーの顔がときどき見える程度でした。
よっちゃんの声も、乗っています。冴えています。森さんのギターも、JAXXの音も、幅がますます広がり力強くなり
ました。音のジャッジが立ってるという感じです。
「RED SHADOW」から「RED SHADOW」まで17曲とアンコール3曲のどれもが、アレンジがすごいことになっています。
乱舞のダンス曲でさえ、各パーツが聴かせどころをしっかりと捉えているのです。どの曲も、その時点での最高の
アレンジだといつも思います。「下弦の月」では、サプライズ・ゲストのバンド・ネオン(アコーディオンに似た楽器)の
北村聡さんが、すてきな雰囲気を作ってくれました。どこか哀調のある調べが胸に響きます。カッコいいですね。
1年以上歌ってきた「雨のdubism」が、完璧にアップテンポの曲になってしまい、切々とした曲調ではなくなったのが
ちょっと寂しいです。それにしても、ここまで変化し続けてきたEGOに改めて、拍手です。
ライブはそれぞれ自分なりの楽しみ方があると思います。お酒を片手に踊りまくるのもよし。飛び跳ねて
熱くなるのもいいし、静かなリズムの取り方で胸の内を熱くするのもありでしょう。鋭い音楽感覚で音を捉えても、
雰囲気に飲まれてしまうのも、裏付けされた音楽だからできるのではないでしょうか。今回は控えめに海辺で足首まで
浸かって楽しもうと思ったのに、大波をざぶんと被って大揺れに遭ってしまいました。すごい、としか言えない感動の
ライブでした。また次のライブが楽しみです。
うれしいお知らせは、追加公演(5/20赤坂ブリッツ)があるということです。5/3の「Springfields'09 〜東京
場所〜」への出演もあります。そしてツアーの後は、夏のフェスティバル、フジロックや九州、北海道がたぶん今年も
あるでしょう。そして年末キネマへと続いていきます。