EGO-WRAPPIN' : 森雅樹 中納良恵
THE GOSSIP OF JAXX: サックス:武島聡 ピアノ:幡谷哲也
ベース:真船勝広 ドラム:末房央
トランペット:川崎太一郎
ゲスト:サックス:こせき トロンボーン:浜野謙太
DJ: BOSE
オ―プニングに続いて「PARANOIA」で最初から飛ばしていきます。ターコイズ・ブルーの衣装が色白なよっちゃんによく似合っています。ボブカットに真紅の花飾りがかわいいです。
ハイ・タッチで煽ります。「a Love song」は、名曲ですね。しばらく聴いていなかった大好きな「room #1102」が妖しげな雰囲気たっぷりです。よっちゃんのMCで「キネマは8度目です。1回目から来ている人〜?」の声に、数人の手が挙がりました。わたしも挙げたかったけど、はずかしくてとっさには出ませんでした。
「Work Song」は、雇用不安の今だから、なおさら胸に響き励まされる歌ですね。たぶん古い曲の「買い物ブギ」さえ、よっちゃんはカッコいい曲にしてしまいます。
「老いぼれ犬のセレナーデ」はやっぱり切なくて、いいですね。森さんのギターが胸を震わせます。幾度か聴いてきた新曲「Dull」は、タイトルがわかると一層曲がくっきりと明確に伝わります。♭♭から更に♭♭な音に、嫌でも気持ちが高まってきます。ドラマチックなという感じの曲です。「チェルシーはうわの空」も懐かしく、独特の唸りの歌い方がすごいです。
よっちゃんが着替えて登場です。ティーシャツにジーンズ。「裾上げ忘れたんか?」という客とのやり取りから裾が長いらしい。残念ながら後ろからは足元が見えません。「雨のdubism」一層磨きがかかってきました。「官能漂流」を聴きたくて期待していたけれど聴けずに残念でした。
どの曲でも、各メンバーの演奏がひと際印象的な部分が必ずあるのが、EGOのよさだと思います。サックスのたけさん。冴え渡るハタヤさんのピアノ。ベースのまふねさんのリズム。ドラムのあきらっちの力強い響き。トランペットの川崎さんの甘い音。低音のサックスのこせきさん。それぞれが最高の分厚い音を作っていきます。怒濤のダンス曲で熱くなり、あっというまに終わってしまいました。
よっちゃんがエスニック風のカラーのタンクトップドレスで、アンコール曲に入ります。「かつて..。」はあまりアレンジを変えていないので、シンプルな音域が懐かしささえ感じさせます。ゆらゆらリズムを取りながら、EGOのライブを何度聴いたことだろうと胸に迫るものがありました。いろんな思いが駆け巡ります。EGOにとっても、音楽の変遷と毎回のようにゲストとの共演、人間的な面倒もあっただろうと思います。それらのすべてが、音楽という1点に集約されているのです。
「L・O・V・E」で降ってきた「雪」は、何度見てもきれいではかなくて、印象的です。よっちゃんの笑顔と、森さんのギターが今回もいい音で、いいですね。メンバーの一人一人の冴えた音もいつも最高です。また次へと期待してしまいます。
2009/2/18にニューアルバム発売です。タイトルは『EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX』。
そして、3/18(未確認情報):渋谷AX:アルバムツアーがあるということで、来年もEGOは走ります。
すごいです、やっぱり期待以上の音楽を聴かせてくれますね。
指定席でしたが、メンバー登場で総スタンディングになりました。拍手や歓声がうねりました。
よっちゃんは、細いリボンを垂らしたひだひだの白っぽい衣装で、いつもながらの飛んで跳ねての
激しい動きとシャーマン的なまでの熱唱です。
クラシック向けのホールで、音が丸く、とげとげ感がありません。森さんがギターの音を気に
していたり、出だしは乗り切れませんでしたが、5曲目あたりからはよっちゃんの熱唱と、
サポートバンド「THE GOSSIP OF JAXX」の自在な安定した演奏で夢中になってしまいました。
ピアノのハタヤさん。ベースのまふねさん。サックスのタケさん。トランペットの川崎さん。
ドラムのあきらっち。みんなが快調に飛ばしていきます。
ずっと好きだったけど、一度もライブで演奏していなかった「官能漂流」は、感動ものでした。
あの静かな出しからの流れが、感情を抑えながら盛り上がっていくのはすごいです。♭♭な歌と、
分厚い音に押し上げられていくようでした。曲の終わりから続く「SUN DANCE」への変調も、いいですね。
「Carioka」のラストの声が、ちょっと押さえ気味で喉の調子を心配しましたが、それも大丈夫な
ようです。久しぶりの「老いぼれ犬のセレナーデ」も、いつもの「あしながのサルヴァドール」も
たくさんの込めた思いが伝わってきます。新曲の「WANT KISS(?たぶん)」も独特なリズム感が
よかったです。
よく続くと感心してしまう怒濤のダンス曲は、ほんとうにエネルギッシュです。それに続く「Go Action」は、ついチョコマンを思い出してしまったのには、内心苦笑です。
前列ではよっちゃんのステージからのタッチもあり、笑顔を見せていました。曲の途中で舞台から降りて座席の間を駆け抜けるという、サプライズもありました。ダイブなども久しくなかったので、客席も盛り上がりました。
アンコールの「WHOLE WORLD HAPPY」の弾き語りの時、ハタヤさん、タケさん、川崎さんがバックコーラスをしていて、それも微笑ましい雰囲気です。思いっきりハッピーなラストでした。
12月恒例「キネマ倶楽部」は12月19日・20日・22日という発表もあり、今年もEGOで終われそうです。
EGOのライブの後の幸福感は、ほかでは絶対に味わえません。だから次も聴きにいこうと思うのです。
《THE GOSSIP OF JAXX》サポートメンバーの、バンド名決定しました。
サックス:武島聡(たけしまさとる)
ピアノ:幡谷哲也(はたやてつや)
ベース:真船勝広(まふねかつひろ)
ドラム:末房央(すえふさあきら)
トランペット:川崎太一郎(かわさきたいちろう)
ゲスト
DJ:クボタタケシ
トロンボーン:浜野謙太(SAKEROCK)
スティールパン:たけしこうじ(LITTLE TEMPO)
ラップ:いとうせいこう
都会のオアシスという雰囲気の日比谷公園は、セミが鳴き出していました。噴水脇を通って、エンジュの緑の花がぱらぱらと落ちる木々の下を歩きました。列に並んでの入場待ちから、DJが聞こえてきました。クボタタケシのDJがとてもリズムもノリもよく、好きです。
夕暮れのスタートです。びっしりの会場は野外なのに、熱気に揺れていました。メンバー登場で、客席は総スタンディングになります。
プリント柄のワンピに、盛り上げたウイッグのよっちゃんに歓声が上がります。声の通りもよく、いつ聴いても強い喉の歌声だと思います。歌い上げるだけではなく、キレのよさも最高です。森さんの
ギターも、胸が響き泣きたくなる響きです。バンド名がついたサポートメンバー「THE GOSSIP OF
JAXX」は、最強のメンバーです。一人一人の音が、粒が揃い、それぞれの音楽を聴かせてくれます。
そして全体で作り上げる厚みのある音の層が、明確な音楽として刻まれます。
新曲が5曲入り、新しい音楽の方向が見えてきた感じがします。すごい、リズムと音の広がりです。
彼らはどこまで前進するのでしょう。わたしはひたすら、付いていくだけです。
せつなく歌い上げる曲も、ダンス曲も、ずっと聴き続けているのに、いつも新鮮な響きがあります。
同じアレンジではやらない、そんな意志の強さを感じます。シングル・リリースの「Go Action」は
先日の「Mステ」に出演した曲です。
中盤にはすっかり空も群青色に染まり、照明効果も増したステージが一層熱くなりました。
10月に「ベストアルバム」を出すという発表がありました。待ち遠しいですね。どんな選曲になるのでしょうか。アルバムツアーもあります。そして、年末はキネマでしょう。今年も熱いですね。