ピアノ:ハタヤさん テナー・サックス:武島さん ベース:真船さん ドラム:末房さん
トランペット:川崎さん アルト・サックス:後関さん
トロンボーン:滝本(21日)・浜野さん(24日)
DJ:青山さん(21日):鈴木さん(24日)
(ノリのいいDJにスウィングしながら待つのも、エンディングもいい感じのDJが楽しみだったりします)
7年目のキネマライブは、すごい盛り上がりを見せました。キネマは、やっぱり「お帰り!EGO」と言いたくなるいい雰囲気の会場です。選曲も昔のジャズっぽいものが入っています。
ゴールドの衣装に、雉子の羽の帽子でよっちゃん登場です。粋な江戸っ子のお祭りのようにも
見えます。
スタートはカバー曲の連続で、会場をリズムに乗せていきます。「GIGOLO」からの、聞き慣れた曲のどれもが、アレンジが変わっているのがわかります。新鮮な感じで、つい引き込まれて聴いてしまいます。すごい演奏としか言えないほど、どの曲もきっちりと立っているのです。
「色彩のブルース」のあとのよっちゃんは、黒のハットと黒のタンクトップに、ひらりとストールを肩からふわりと流したキュートな衣装です。
よっちゃんの笑顔と張りのある声、森さんのギターの響きも冴え渡り、4人のホーンに、高音と低音のバランスに磨きがかかったハタヤさんのピアノ、あきらっちのドラム、まふねさんのベース、川崎さんのトランペットの甘い響きがいいですね。カッコいいと、ちょっと惹かれました。最高のサポートメンバーでした。
初期の頃の「MR. RICHMAN」が、新しいアレンジで聴けたのがうれしいです。全部の曲を、いまのアレンジで聴きたいという夢の、一曲が実現しました。1曲1曲を大事にしているのが、うれしいですね。
「雨のdubism」。ずっと新曲と言い、1年以上も歌ってきている「涙、雨」のフレーズが耳に残っていた曲が、バラードからアップビートにアレンジが変わりました。サビの部分が一層際立って、胸に深く突き刺してくるようです。
そして、怒濤のダンス曲は「くちばしにチェリー」が入ると、ノリがかなり違いますね。会場全体が、踊り揺れて熱くなっていきます。
24日のアンコールは、よっちゃんは真っ赤なタンプトップとレギンスです。「マスターdog」を
しっとりと二人で歌い上げます。ギターが、初めて聴く演奏法で、弦の音が壊れかける寸前の音のような揺らぎがあり、独特の雰囲気を出していました。
21日は「マスターdog」はなく、「I'm in the mood for love」からです。トロンボーン、サックス、トランペット。4人のホーンが上段のサイドステージに並び、森さんは下のステージです。シンプルな音で、よっちゃんの声が冴え渡ります。昔のジャズっぽい味があります。
「ホワイト・クリスマス」と言って、弾き語りの「BYRD」です。いままでより感情を押さえ気味なのに、どんなにか伝えたい思いが強い曲なのか、かえってせつなく胸に迫ってきます。ラストの小さな雪がホール天井から降りそそぐと、ちいさなどよめきが広がります。手を伸ばして、受け止めようとしますが、はかなく消えていく淡雪です。
あの曲、この曲。それに込めるメンバーの思いと、聴いている私の中のたくさんの思いが重なり、泣かせられました。幸せなライブです。10周年記念で力の入った昨年は、もしかしたらEGOはここが到達点で終わるのかと、ちらりと不安を覚えたのですが、まったくいい意味で裏切られました。さらに進化し続けるEGOの演奏と歌に、次の10年への熱い思いが伝わりました。08年はニューアルバムを出し、ツアーも、そしてキネマもやると、力強い宣言もうれしいです。
ひさびさに弾けてきました。アックスはライブ会場として好きな方です。
盛り上がりますね。今回は真ん中辺りの仕切りにもたれていたのですが、
始まるともう、体が勝手に踊りだす感じでした。
よっちゃんは、ポニーテールに帽子。たぶんふんわりした袖の白っぽいワンピ。前の人の頭の間から
見えるだけなので、足元までは見えませんでした。中低音から高音にかけて声の
のびやかさと強さは、ほんとうにすごい。体の表現もきれいだと思います。なによりも、カッコいいのです。
森さんのちょっととぼけた感じのMCと、ギターの響きが胸に響きます。ドラムのあきらっちは、
盛り上げ方を知っていますね、その弾むリズム感がぐんとアップです。そしてきれいな音の粒が転がる
ピアノのハタヤさんは、鬼気迫るほどです。ちょっとクールでいいリズムのベースのまふねさん。
サックスのたけさん。ちょっぴりはらはら応援したくなります。トランペットの川崎太一朗さん、
管楽器がこんなに甘い響きをするのかと感心してしまいます。このサポートメンバーが、最強だと思います。すごいです。
どの曲も、毎回アレンジが変わっているのは、ほかのグループにはないことだと思います。
「くちチェリ」「サイコ」の、あの背中がざわっとした6年以上前を思い出させます。
会場は全員が踊っている感じで、モッシュではなく、楽しんでいるのが伝わります。
特別なアルバムツアーとかでなはなく、EGOが好きでたまらないコアなファンが集まってる
空気がありました。この幸せ感は、ほかのライブではなかなか味わえません。今回が最高のライブ、毎回そう感じるほど全力投球の演奏です。だから次回もまた聴きたくなるのです。 年末キネマへの期待が高まります。
あいにくの、雨のライブになってしまいました。気温もこの秋一番寒い18度でした。
ホール前のスペースで和洋・エスニック・ドリンクがあり、秋フェスティバルのようでした。それにしても、
足の踏み場もない混雑でした。まったりとDJでスィングするつもりでしたが、どのバンドも楽しんでしまい、
EGOが始まる頃にはかなり体力を消耗してしまいました。フジロックのミニ版という感じですね。
EGOのステージ前は、人口密度が高いです。今回はスピーカー近くで静かに、聴いてきました。
ボブカットにメッシュ入りの髪で、よっちゃんの笑顔がかわいいですね。とぼけた森さんのMCと、
ギターはやっぱり胸に響きます。ハタヤさんのピアノも、跳ね回っています。川崎さんのペット、
ますます冴えます。パワーのドラム、アキラさんが久々に復活でした。ベース、サックスも健在です。
本格ライブの11月が待ち遠しいです。